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実家じまいコラム

生前整理とは?意味と3つの領域、遺品整理との違いをわかりやすく解説

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この記事のポイント

  • 生前整理とは、ご本人が元気なうちに、自身の持ち物や身の回りのことを整理しておく取り組みを指す言葉です
  • 遺品整理との大きな違いは、本人の意思を都度確認しながら進められる点にあります
  • 生前整理で向き合う対象は、大きく「モノ」「情報(デジタルを含む)」「財産」の3つの領域に分けて考えられます
  • 決まった年齢や時期はなく、体力や判断力があるうちに、小さく始めることが続けるコツです
  • 業者に依頼する場合は、遺品整理業者と同様に許可の有無を確認するとともに、本人の意思を尊重しながら進めてくれるかが判断材料になります
箱の中の書類をひもで束ねて整理する手元(イメージ)

※画像はイメージです(写真素材: Pexels)

「生前整理」という言葉は聞いたことがあっても、具体的に何をすればよいのか、遺品整理とどう違うのか、イメージがつかみにくいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、生前整理の意味と取り組む領域、遺品整理との違いを整理して解説します。

生前整理とは何か

生前整理とは、ご本人が元気なうちに、自身の持ち物や身の回りのことを整理しておく取り組みを指す言葉です。決まった国家資格によって定義される作業ではなく、「終活」という、より広い取り組みの一部として語られることもあります。本人が主体となり、意思を確認しながら進められる点が、大きな特徴です。

生前整理で向き合う3つの領域

生前整理で向き合う対象は、大きく次の3つの領域に分けて考えられます。

  • モノ: 家具・衣類・思い出の品など、身の回りの持ち物全般
  • 情報: 利用している金融機関、サブスクリプションサービス、SNSアカウントなど、デジタルを含む各種の情報
  • 財産: 預貯金・不動産・保険など、相続にも関わる財産

「モノ」の整理から始める方が多い一方、「情報」や「財産」の整理も、残された家族の負担を減らすうえで重要な領域です。それぞれの具体的な進め方は「生前整理のやり方」で詳しく解説しています。

遺品整理との違い

生前整理と混同されやすい言葉に「遺品整理」があります。両者の大きな違いは、本人の意思を確認しながら進められるかどうかという点です。

生前整理と遺品整理のちがい。行うタイミング: 生前整理は本人が元気なうちに/遺品整理は亡くなった後に。中心になる人: 生前整理は本人(家族が手伝う場合も)/遺品整理は遺族・相続人。本人の意思確認: 生前整理はできる(都度確認しながら進行)/遺品整理はできない(遺族の判断が中心)。対象になるもの: 生前整理はモノ・情報・財産の3領域/遺品整理は主に遺品(モノ)全般。急がされ方: 生前整理は本人のペースで進めやすい/遺品整理は手続きの期限に左右されやすい

遺品整理は、亡くなった方の持ち物をご遺族が整理・処分することを指し、本人に意思を確認しながら進めることはできません。この点で、生前整理は比較的落ち着いて取り組みやすい一方、「まだ早い」と感じて後回しにされやすい面もあります。遺品整理そのものについては「遺品整理とは?」で詳しく解説しています。

生前整理は何歳から始めるとよいか

生前整理に決まった年齢や時期はありません。体力や判断力があるうちに、本人の意思を反映しながら進められることに意味があるため、思い立ったタイミングで少しずつ始める方法があります。一度にすべてを終わらせる必要はなく、範囲を区切って進めることが、無理なく続けるコツです。

家族に勧めるときの伝え方

本人ではなく、家族が生前整理を勧めたいと考えるケースも少なくありません。その場合、「捨てよう」という切り出し方よりも、安全・防災の視点から話し始める方法や、対話を重ねながら本人の意思を尊重する姿勢が大切です。伝え方の具体的な工夫は「実家の片付けを親と話し合うコツ」で詳しく解説しています。

業者に依頼する場合

生前整理業者に依頼する場合も、遺品整理業者と同様に、不用品の処分を依頼するなら一般廃棄物収集運搬業許可、買取もあわせて依頼するなら古物商許可の有無を確認することがポイントです。また、国民生活センターには貴金属等の訪問買取(訪問購入)をめぐるトラブル相談が寄せられており(出典: 国民生活センター「訪問購入(各種相談の件数や傾向)」)、複数社から見積もりを取り、本人の意思を確認しながら進めてくれるかどうかも重要な判断材料になります。詳しくは「生前整理の業者はどう選ぶ?」で解説しています。

まとめ

生前整理とは、ご本人が元気なうちに、モノ・情報・財産の3つの領域を中心に身の回りを整理しておく取り組みです。本人の意思を確認しながら進められる点が、遺品整理との大きな違いです。決まった年齢や正解の進め方はないため、思い立ったときに、範囲を区切って少しずつ始めることをおすすめします。

よくある質問

生前整理とは何をすることですか?

ご本人が元気なうちに、自身の持ち物(モノ)・各種の契約やアカウント情報(情報)・預貯金や不動産などの財産(財産)を整理しておく取り組みです。全部を一度に終わらせる必要はなく、範囲を区切って少しずつ進める方法もあります。

生前整理と遺品整理はどう違いますか?

生前整理は、ご本人が元気なうちに自身の持ち物や身の回りのことを整理しておくことを指します。遺品整理は、亡くなった方の持ち物をご遺族が整理・処分することを指します。本人の意思を確認しながら進められるかどうかが大きな違いです。

生前整理は何歳くらいから始めるとよいですか?

決まった年齢はありません。体力や判断力があるうちに、本人の意思を反映しながら進められることに意味があるため、思い立ったタイミングで少しずつ始める方法があります。

生前整理で何から手をつければいいですか?

いきなり全体を片付けようとせず、判断に迷いにくい場所や、量の少ない引き出し一つからでも始められます。具体的な進め方は「生前整理のやり方」で詳しく解説しています。

家族に生前整理を勧めたいのですが、どう伝えればいいですか?

頭ごなしに片付けを迫るのではなく、対話を通じて本人の意思を尊重しながら進めることが大切です。伝え方の工夫は「実家の片付けを親と話し合うコツ」で詳しく解説しています。

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