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実家じまいコラム

遺品整理とは?何をするのか、生前整理との違いをわかりやすく解説

この記事は、官公庁・関連団体の公式情報などの一次情報と出典を確認したうえで、実家じまい案内所編集部が作成・更新しています。編集方針については運営ポリシーをご覧ください。

この記事のポイント

  • 遺品整理とは、亡くなった方の持ち物(遺品)を、ご遺族が仕分け・供養・処分・買取などに振り分けていく一連の作業を指す言葉です
  • 生前整理との大きな違いは、本人の意思を確認しながら進められるかどうかという点にあります
  • 遺品整理を始めるタイミングに決まりはなく、気持ちの整理がついてからで問題ありませんが、相続など一部の手続きには期限があります
  • 自分で行う方法と業者に依頼する方法があり、荷物の量や体力・時間的な余裕によって向き不向きが変わります
  • 業者に依頼する場合は、一般廃棄物収集運搬業許可(処分を依頼する場合)・古物商許可(買取を依頼する場合)の有無を確認することがポイントです
keep・donate・trashと書かれた仕分け用の段ボール箱(イメージ)

※画像はイメージです(写真素材: Pexels)

「遺品整理」という言葉は広く知られていますが、具体的にどこまでの作業を指すのか、生前整理とは何が違うのか、初めて向き合う方にとっては分かりにくい面もあります。この記事では、遺品整理の意味と作業内容、似た言葉との違いを整理して解説します。

遺品整理とは何か

遺品整理とは、亡くなった方の持ち物(遺品)を、ご遺族が「残すもの」「買取に出すもの」「処分するもの」などに仕分けていく一連の作業を指す言葉です。決まった国家資格や免許によって業務範囲が定められている分野ではなく、ご遺族だけで行う場合もあれば、遺品整理を専門に扱う事業者に依頼する場合もあります。

遺品整理で行う主な作業

遺品整理には、家財の量や状況に応じて、次のような作業が含まれることがあります。

  • 仕分け: 家財を「残すもの」「買取に出すもの」「処分するもの」「保留するもの」に分ける作業
  • 供養: 仏壇・位牌など、供養が必要とされるものについて、菩提寺などに依頼して閉眼供養を行う
  • 買取: 貴金属・骨董品・着物・家電などを査定・買取に出す
  • 処分: 不用品を、自治体のルールまたは許可を持つ業者を通じて処分する
  • 清掃: 荷物の搬出後、部屋の簡易清掃を行う

すべての作業が必ず必要になるわけではなく、家庭の状況によって必要な範囲は異なります。買取の活用については「遺品買取の活用法」でも詳しく解説しています。

生前整理との違い

遺品整理と混同されやすい言葉に「生前整理」があります。両者の大きな違いは、本人の意思を確認しながら進められるかどうかという点です。

生前整理と遺品整理のちがい。行うタイミング: 生前整理は本人が元気なうちに/遺品整理は亡くなった後に。中心になる人: 生前整理は本人(家族が手伝う場合も)/遺品整理は遺族・相続人。本人の意思確認: 生前整理はできる(都度確認しながら進行)/遺品整理はできない(遺族の判断が中心)。対象になるもの: 生前整理はモノ・情報・財産の3領域/遺品整理は主に遺品(モノ)全般。急がされ方: 生前整理は本人のペースで進めやすい/遺品整理は手続きの期限に左右されやすい

生前整理は、ご本人が元気なうちに、自身の持ち物や身の回りのことを整理しておく取り組みです。本人の意思を都度確認しながら進められる分、比較的落ち着いて取り組みやすいという特徴があります。生前整理そのものについては「生前整理とは?」で詳しく解説しています。

遺品整理はいつから始めるとよいか

遺品整理の作業自体に、法律で定められた期限はありません。気持ちの整理がついてから始めても問題ないとされています。ただし、賃貸物件の明け渡しには契約上の期限があることが多く、相続放棄(原則3か月)など一部の相続手続きにも期限が決まっているものがあるため、あわせて確認しておくと安心です。始めるタイミングの考え方は「遺品整理はいつから始める?」で詳しく解説しています。

自分でやるか、業者に頼むか

荷物の量が少なく、時間や体力に余裕がある場合は、ご遺族だけで進めることもできます。一方、荷物が多い、遠方に住んでいて何度も通えない、体力的な負担が大きいといった場合は、遺品整理業者への依頼が現実的な選択肢になります。どちらが向いているかの判断基準は「遺品整理を自分でやるか業者に頼むかの判断基準」で詳しく解説しています。

費用はどのくらいかかるか

当サイトが掲載業者の公表料金を集計した目安では、1R・1Kで15,000円〜88,000円、1DK・1LDKで29,800円〜220,000円、2DK・2LDKで40,000円〜330,000円、3DK・3LDKで80,000円〜440,000円、4LDK以上で100,000円〜495,000円程度のレンジです(n=20〜27社、2026年7月時点)。料金の内訳や変動要因は「遺品整理の費用はどう決まる?」で、費用を抑える方法は「遺品整理の費用を抑える方法」で詳しく解説しています。

業者に依頼する場合に確認したいこと

遺品整理業者に依頼する場合、不用品の処分を依頼するなら「一般廃棄物収集運搬業許可」、買取もあわせて依頼するなら「古物商許可」の有無を確認することがポイントです。いずれも法律上必要とされる許可で、無許可の業者を利用すると不法投棄や高額請求のトラブルにつながるおそれがあります。業者選びの詳しいステップは「遺品整理業者の選び方」、許可の確認方法は「遺品整理業者の許可・資格まとめ」で解説しています。

まとめ

遺品整理とは、亡くなった方の持ち物を、ご遺族が仕分け・供養・買取・処分などに振り分けていく一連の作業を指す言葉です。本人の意思を確認しながら進められる生前整理とは、この点が大きく異なります。始めるタイミングに決まりはありませんが、一部の手続きには期限があるため、気持ちの整理とあわせて全体の流れを把握しておくことをおすすめします。

よくある質問

遺品整理とは具体的に何をする作業ですか?

亡くなった方の持ち物を、残すもの・買取に出すもの・処分するものに仕分けし、必要に応じて仏壇・位牌の供養や部屋の清掃までを行う作業です。ご遺族だけで行う場合もあれば、遺品整理業者に依頼する場合もあります。

遺品整理と生前整理はどう違いますか?

遺品整理は、亡くなった方の持ち物をご遺族が整理・処分することを指します。生前整理は、ご本人が元気なうちに、自身の持ち物や身の回りのことを整理しておくことを指し、本人の意思を確認しながら進められる点が大きな違いです。

遺品整理はいつから始めればいいですか?

作業自体に法律上の期限はなく、気持ちの整理がついてから始めても問題ありません。ただし、賃貸物件の明け渡しや相続に関する一部の手続きには期限が決まっているものがあるため、あわせて確認しておくと安心です。詳しくは「遺品整理はいつから始める?」で解説しています。

遺品整理は自分でやるべきですか、業者に頼むべきですか?

荷物の量が少なく、時間や体力に余裕がある場合は自分で進めることもできます。荷物が多い、遠方に住んでいて何度も通えない、体力的に負担が大きいといった場合は、業者への依頼が選択肢になります。判断基準は「遺品整理を自分でやるか業者に頼むかの判断基準」で詳しく解説しています。

遺品整理の費用相場はどれくらいですか?

当サイトが掲載業者の公表料金を集計した目安では、1R・1Kで15,000円〜88,000円、4LDK以上で100,000円〜495,000円程度のレンジです(n=20〜27社、2026年7月時点)。間取り別の詳しい目安は「遺品整理の費用はどう決まる?」で解説しています。

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